ちょこっと発見、宝石の話

色々な宝石をご紹介しているブログです。宝石について何かちょこっとでも発見していって頂けたら嬉しいです。

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自分でできる簡単な宝石のお手入れ方法

こんにちは。
今回ご紹介するのは、自分でできる簡単な宝石のお手入れ方法です。

宝石の記事内で書いたこともありますが、見やすいように一つの記事にしました。

 

 

 

宝石のお手入れ方法(洗う場合)

お手入れの前に必ず、クリーニングしたい宝石の取り扱い方法を確認しましょう。水分や化学薬品に弱い宝石もありますので、ご注意ください。

 

用意するもの

・中性洗剤(食器用洗剤で【液性/中性】と書かれたもの等)
・柔らかいブラシ(歯ブラシ等)
・柔らかい布(メガネ拭き等)
・ぬるま湯を入れる容器(洗面器等)

 

中性洗剤は、家にある食器用洗剤などでOKです。その場合、液性が「中性」と書かれたものをご使用ください。洗剤の種類によっては中性でないこともありますので、各洗剤の説明欄をご確認ください。

 

こちらの食器用洗剤キュキュットは「液性/中性」となっています。私もこれを使用しています。オレンジの香りがお気に入りです。

 

 

柔らかい布は、家で余っているメガネ拭きがあればそれでOKです。勿論、他に柔らかい布があればそちらで構いません。

 

因みにメガネ拭きはこんな感じです。

 

 

手順

1.容器にぬるま湯を入れる
2.ぬるま湯に中性洗剤を入れて薄める
3.そこにジュエリーを浸す
4.ジュエリーを柔らかいブラシで軽くこすって磨く
5.綺麗になったら水でよくすすぐ
6.柔らかい布で優しく水分を拭き取る


ゴールドやプラチナもこの方法でクリーニングできますので、ジュエリーごとクリーニングで大丈夫です。

 

水に弱い宝石の場合

水に弱い宝石は、上記の洗うお手入れ方法はできません。汚れが気になる時は、柔らかい布で優しく拭き取りましょう。

洗うことができない分、日々のお手入れが他の宝石よりも大切になります。水に弱い宝石のジュエリーはできるだけ、使用する度に柔らかい布で拭くようにしてください。

 

脇石にも気をつけて

ジュエリーはついメインの宝石と地金に目が向いてしまいますが、脇石がついている場合は、その石の取り扱い方法も確認してください。メインの宝石は平気でも、脇石が水に弱かったら大変です。

※脇石(わきいし)とは、ジュエリーでメインとなる宝石の周りに飾られる小さい宝石のことです。

よく脇石として添えられているのはダイヤモンドですが、ダイヤモンドであれば洗うお手入れ方法で構いません。

 

主な宝石の可否

洗うお手入れ方法が可能な宝石

・ダイヤモンド
・ルビー
サファイア
・アレキサンドライト(クリソベリル)
・トパーズ
・ガーネット
・グランディディエライト
・アクアマリン
・スピネル
・クォーツ(水晶、アメジスト、シトリン、ローズクォーツ
・ベニトアイト
ペリドット
トルマリン
・スフェーン
タンザナイト

 

拭くだけのお手入れ方法のみ可能な宝石

・エメラルド
・ロードクロサイ
・珊瑚

 

その他、レアストーンなど情報がないような宝石の場合は、購入したお店などにご相談ください。

 

お店に行くのもおすすめ

どうしても汚れが落ちなかったり、何か気になる時は、お店に相談に行きましょう。お店ではクリーニングもしてくれると思いますので、自分でクリーニングするのは不安な場合もおすすめです。

 

でも自分でクリーニングするのでも、とっても綺麗になりますよ。こんなに美しかったのか、と感動します。
最近ジュエリーの輝きが鈍いなと思ったら、是非自分でクリーニングしてみてくださいね。