ちょこっと発見、宝石の話

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蛍光する宝石を楽しもう!おすすめなUVライト(紫外線ライト・ブラックライト)をご紹介

こんにちは。
今回は蛍光する宝石を楽しむために便利な、UVライト(紫外線ライト・ブラックライト)のご紹介です。

 

 

 

宝石の蛍光性を楽しむために

蛍光性を持つ宝石って素敵ですよね。蛍光する色や強弱・雰囲気も様々で、その幻想的な姿にはウットリとため息がこぼれます。店頭や通販でお気に入りを見つけて入手したら、さっそく自分でも蛍光させてみましょう!

 

宝石の蛍光性とは、宝石に紫外線を当てた時、蛍光する性質のことです。紫外線と聞くと太陽光が思い浮かびますが、蛍光性のある宝石を日の当たる場所に置いてみても、期待する変化は見られません。

 

宝石の蛍光性を楽しむためには、UVライト(紫外線ライト・ブラックライト)と呼ばれる特殊なライトが必要です。UV(Ultra violet・ウルトラバイオレット)とは紫外線のことです。

 

持ち運びにも便利なペンタイプのUVライト

おすすめはこちら。

 

こちらのUVライトは波長が375nm(ナノメートル)となっており、いわゆる長波紫外線のライトです。長波紫外線ライトは色々な種類や値段で売られていますが、このUVライトはその中でも波長が短めでお手頃です。

 

宝石の蛍光性は短波紫外線ライトでないと観察できないことも多いようですが、蛍光性の強いものであれば、こちらの長波ライトでも反応してくれると思います。しかしどうしても個体差はありますので、全ての蛍光宝石が反応する訳ではありません。ご了承ください。

 

ちなみにこちらのUVライトは、3灯式タイプもあります。

 

明るさ三倍といった感じのようですね。蛍光させたいものが大きめの原石などの場合は、こちらの3灯式のほうがライトの当たる範囲が広くなって良いかと思います。対象が一般的な大きさのルースの場合には、ノーマルタイプで十分堪能できますよ。

 

※UVライトの光は直視してはいけません。ご注意ください。

 

紫外線の波長について

ちなみに、紫外線の波長は以下のように区分されています。値が小さいほど短い波長、大きいほど長い波長になります。

 

UV-A(長波) 315~400nm
UV-B(中波) 280~315nm
UV-C(短波) 100~280nm

 

このうち、320nm以下の短い波長側の紫外線は、人体に悪影響を及ぼすと言われています。短波紫外線による殺菌灯などもありますが、UVライトを使用する際は注意事項をしっかり守ってくださいね。

 

終わりに

宝石の魅力的な性質の中でも、蛍光性は特に心を惹きつけます。
普段は見られない宝石の姿を、是非堪能してください。

 

あなたの素敵な宝石ライフの参考になれば嬉しいです。