ミネラルショーってどんなイベント？数多の石が集結するミネラルショーに行ってみよう
こんにちは。
今回ご紹介するのは、ミネラルショーです。
ミネラルショーとは
ミネラルショーとは、鉱物などの展示・即売会のことです。ミネラルとは鉱物のことです。即売会というのは様々なジャンルで開催されていますが、鉱物にもそういったイベントがあります。主催や規模の大小はそれぞれですが、毎月全国のどこかで開催されています。
ミネラルショーにあるもの
ミネラルショーで販売や展示がされているものは、鉱物（原石）、宝石（ルース※）、化石、アクセサリー、パワーストーン等です。沢山の石が色んなジャンルに分かれ、石に関わる様々なお店が出展しています。各ジャンルの割合はイベントによりますが、大抵は原石とルースが主軸といった感じです。
※ルースとは、原石をカット・研磨したものです。宝石と聞いて思い浮かべるような、面が沢山あってキラキラしている状態が、カット・研磨済みの状態です。その状態の、リングでもペンダントでもない宝石そのものを、ルースと言います。
ミネラルショーの雰囲気
イベントホールでやっていたり、デパートの一画で催されていたりするミネラルショーは、ふらっと立ち寄れるフリーマーケットのような雰囲気です。鉱物などのことをよく知らなくても、全然大丈夫です。一人で来ている方も多いです。親子連れで、小学生くらいのお子さんが興味深そうに石を眺めている姿もありますね。お目当ての宝石を探したり、珍しい原石を眺めて歩いたり、開運のパワーストーンに惹かれたり。みんな石に夢中です。
ミネショ歩き
見回っていると結構あっという間に時間が過ぎていきます。休憩スペースもありますが、大抵あまり広くはありません。ちょっとベンチで一休みして、水分補給ってイメージです。イベントホールだと施設内にカフェなどがあったりするので、事前に会場やその周辺のお店を調べておくと良いかと思います。
イベントが近くなると、HPに出展者リストが載ることが殆どです。そこに各お店のHPなどへリンクが貼ってあったりする為、どんなものを扱っているお店なのかをチェックもできます。
ブースの配置図もHPに載りますが、会場でもパンフレットとして配布されます。
ミネショの予算
色々なお店があるので、物のお値段はピンキリです。数百円で買える原石もあれば、何十万円もする宝石が置いてあったりもします。どういったものを目当てに行くかで、予算も大分違ってきます。しかし初めて行く時は何があるのか分からないし、どんなものに惹かれるかも行ってみなければ分かりません。ひとまずは一度、散歩がてらにでも足をのばして、のんびり見学してみては如何でしょうか。入場料は無料であることが多いので、入りやすいと思います。
因みにクレジットカードが使えるお店は沢山ありますが、現金のみ取り扱いのお店もあります。ミネラルショーで何かお買い物したいなという時は、現金を持っていた方が安心です。折角お気に入りを見つけても、カードはあるのに現金がなくて買えなかったら残念ですものね。
こんなものがあります
ミネラルショーにあるものを、もうちょっと細かく幾つかご紹介します。まだ行ったことがない方の参考になれば幸いです。
※私がこれまでに見たことがある、というものですので、全てのミネラルショーに共通するものではありません。
アクアマリンの巨大原石
綺麗な水色が涼やかな、片手では持てないような大きさの緑柱石（アクアマリンの鉱物名）がありました。まさに太い柱で透明度も高く、美しいアクアマリンの原石でした。値段は恐ろしいので見ませんでした。
アンモナイト（化石）
よく教科書に載っている有名な渦巻きの化石です。化石が売り物だとは知りませんでした。最初は化石だなんて高そうと思いましたが、そんなことはありませんでした（※ものによります）。
宝石のルースが500円
カゴに色々な宝石のルースがごそっと入れられていて、「どれでも500円」で売られていました。どれでもコーナーは1000～5000円くらいの時もあります。結構、色んなお店で見かけるコーナーです。
水晶の丸玉
透明度の高い綺麗な水晶の丸玉が、色んなサイズで置いてありました。ピンポン玉くらいのとか、片手にいっぱいくらいのとか、もっと大きいものもあった気がします。絵に描いたように透き通っていて感動しました。
最近の状況
新型コロナウイルスの影響により、今年はイベントの開催中止や延期が相次いでいます。開催される場合においても、感染防止対策が行われ、いつものミネラルショーとは違った様子になっています。
お出かけの際は事前に各ミネラルショーのHPで、開催や入場などに関する最新の情報をご確認ください。
石との出会いは一期一会のミネラルショー。
少しでも興味を持って頂けたら嬉しく思います。
